テレビ業界の服装って?ADさんのお洒落事情

ADさんといえばあまりおしゃれをできるイメージがないかと思いますが、そんなこともありません!基本的には動きやすい恰好がマストです!ただ、タイミングを間違えなければおしゃれはできます! 映像にこだわる人は服装にもこだわって...


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ADさんといえばあまりおしゃれをできるイメージがないかと思いますが、そんなこともありません!基本的には動きやすい恰好がマストです!ただ、タイミングを間違えなければおしゃれはできます!
映像にこだわる人は服装にもこだわってますし、服装は個性が出せるポイントでもあります!
ということで、今回は現場に出る際のNGな服装やおしゃれができる期間など、ADの服装についてあれこれご紹介していきます!

服装編

ロケや収録の時は露出はおさえましょう。
普段もあまり派手な恰好や露出が多すぎると厳しめのAPのお姉さま方に目を付けられてしまうことがあるので注意が必要です。
ADさんは動きやすいジーパンやワイドパンツを着用している人が多いので、オフィスカジュアル系をきている人はあまりいないです。冬はパーカーにズボン、夏はTシャツにズボンが基本スタイルかなと思います。

ロケ・収録の時用に黒い服、スニーカーは準備しておきましょう。
地べたに座って作業をしたり、物を運んでいる時に汚れる可能性があるので、お気に入りの服を着ていくのは避けましょう。白っぽい服や目立つ服を着て行ってしまうと、万が一カメラに見切れた時に視聴者の目が行ってしまうこともあるので注意が必要です。また、アニメなどの著作権が関わってきそうなキャラものの服も控えましょう。番組によっては制作側に服装指定がある場合もあるので、番組のルールに従った服装をしましょう。

困った時のユニクロ・GU!
シンプルな服装を購入したい場合は駆け込みましょう。スカートのADはあまり見かけません。ミニスカはもってのほかです!厳しめのAPさんに目を付けられるだけでなく、ADは動き回る仕事なので、仕事をする上でもかなり不便です。いつでも買い出しに走れる格好がベストです!

アクセサリー編

仕事中はシンプルなものをつけているADが多いです。
収録中に揺れるピアスをつけているADがいて、先輩にチクッと言われている場面を見たことがあるので、新人のうちはあまり派手なものは控えましょう。
ただ、個性的なピアスを付けてディレクターとの話題を作るのも仲良くなる上で一つの技かもしれません。

最近は指輪を複数つけてる子もよく見かけます。ただし、箸あげやインサート撮影で手を使う場合は必ず外しましょう。その他特に影響のない場合は目立ちすぎなければネックレス、ピアス、指輪に特に制限はありません!

個人的には、指輪を付けていると重いものを持つ時に指に食い込んで痛いのでアクセサリーはネックレスしか付けていませんでした。仕事終わりに予定がある時は、色んなアクセサリーをバッグに忍び込ませていました。仕事の邪魔にならない程度で楽しみましょう。

ネイル編

注意しなければならないのは、箸上げの時にネイルをしている手が見えると、紹介したい商品よりネイルが目立ってしまうため、必ず落とさなければいけません。私個人的には、食べ物を紹介する回じゃなければ、ロケ、収録の際もネイルをしていました。番組や先輩のスタイルによると思うので、周りの環境に従って臨機応変に対応しましょう。
ジェルネイルではなくマニキュアの方が、急なロケに素早く対応できるので、マニキュアでネイルを楽しんでいる人が多いです。

爪の長さについては、PCを打つとき、機材を触るときに不便なので、短くしておくのが基本です。何も考えずにネイルを楽しみたい方は、足をゴテゴテにするのがいいかもしれません。基本はスニーカーなので、仕事に支障はほとんどないです。

髪型編

基本的には自由です!
ニュースなどを扱う情報番組だったり、企業との打ち合わせが多かったりと、番組内容によっては明るい髪色がNGの現場もあります。バラエティだと、色んな髪色の人がいるので、派手髪を楽しみたい人は、バラエティ担当になるのがオススメです!

ADは基本的に朝が弱いので、巻き髪は時間がかかるためあまりいないです。
夜にプライベートで予定がある時などは、ヘアアイロンを持参して終業後におめかしするパターンもあります!
髪型に関して特に決まりはないですが、男性も女性も清潔感は大事です!
ディレクターや演出に覚えてもらうために、男性で髪の長い人もいます。髪の長い人は、ロケや収録の際どうしても邪魔になってしまうので結んだ方が良いです。また、物出しをする際、カメラに見切れるため「髪の毛が長い人は結んで」と言われることもよくあります。

番外編としては、貴重なプライベートの時間を有効活用するため、ショートカットにしてドライヤーの時間を短縮することもオススメです。先輩の様子を伺いつつ楽しみましょう!

バック編

利便性を考えてリュックの人が多いです。
ADのうちはノートパソコンを持ち歩くのが基本のため、A4サイズが余裕で入るカバンじゃないと厳しいと思います。トートバッグに比べてリュックの方が重さも感じにくく、両手も開くのでオススメです。買い出しの際に商品をリュックに入れたり、荷物をたくさん入れる必要があったりするので、迷ったら、大きめのリュックが無難です!

ADのうちは必ずパソコンを持ち歩く必要があるのですが、APやPになると、タブレットでも充分仕事ができるようになるので、リュックを脱却して小さいカバンを持ちたい人は仕事を頑張って昇格しましょう。

靴編

ロケや収録の際は、スニーカーが基本です。動きやすく、危なくない靴で挑みましょう。
それ以外の期間だと、夏はサンダルを履く人もいます。ヒールを履いているADはあまりいませんが、厚底を履いている人はよく見かけます。
会社でパソコン作業をするときは、クロックスなど楽なサンダルを持参し、外出の際は履き替えている人も多いです。急な買い出しや、急な街録が入ることも多々あるので、基本的には動きやすい靴で出社しましょう。

まとめ

今回は、ADの服装についてご紹介しましたがいかがでしたか?基本はみんな私服で、スーツを着ている人は局員さん以外に見たことはありません。また、プライベートと仕事着で分けてる人もあまりいないと思います。私は、仕事終わりに予定がある際は、メイク道具やアクセサリー、コテを持っていき、会社でお化粧をしてから出かけたりしていました。夏場は特に仕事をしていると身だしなみがぐちゃぐちゃになってしまうので、仕事後におしゃれをするのがオススメです。ワンピースやスカート、ヒールを着用したいという人は、APさんに昇格できるよう、仕事を全力で頑張りましょう!

また、個性的な服装やアクセサリー、髪型をしていると、上の人に覚えてもらいやすいこともあります。なので、見た目でキャラ付けをして覚えてもらうというのも、一つの手かもしれません。ただ、ずっと長髪だったADの先輩がバッサリ髪の毛を切った時に誰かわからなくなった、大ブーイングを受けたという例もあるので、見た目でキャラ付けをするなら、ある程度の覚悟をもった方がいいかもしれません。番組の雰囲気やタイミング、先輩の様子を伺いつつ、自分の個性を出しておしゃれを楽しみましょう!