【結】お笑い好きADがM-1グランプリ2024優勝コンビを予想してみた!~結果と振り返り!話題になった芸人まとめ!~

史上初の連覇達成で話題になった、「M-1グランプリ2024」。 見事、史上最多エントリー1万330組の頂点に立ったのは、令和ロマンでした!! テレキャリアでは記事の中でお笑い好きの新人ADに、随時大会の振り返りとともに、...


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史上初の連覇達成で話題になった、「M-1グランプリ2024」
見事、史上最多エントリー1万330組の頂点に立ったのは、令和ロマンでした!!
テレキャリアでは記事の中でお笑い好きの新人ADに、随時大会の振り返りとともに、決勝進出コンビや優勝コンビなど予想してもらっていましたが、、、
★check!➡お笑い好きADがM-1グランプリ2024優勝コンビを予想してみた!
★check!➡【続】お笑い好きADがM-1グランプリ2024優勝コンビを予想してみた!~ワイルドカード考察も~
今回はついに最終回!
「M-1グランプリ2024」を終えて、その熱い戦いについて振り返ってもらっています。

M-1グランプリ2024【結果】

優勝:令和ロマン

決勝は、真空ジェシカ、トム・ブラウン、ヤーレンズ、エバース、ダイタク、令和ロマン、ママタルト、バッテリィズ、ジョックロックの9組に、敗者復活戦を勝ち上がったマユリカを加えた10組で争われた。

M-1グランプリ2024【概要】

<大会の流れ>

決勝のネタ順は「笑神籤(えみくじ)」方式を採用。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露する。上位3組が最終決戦(ファイナルステージ)に進み、別のネタを披露。審査は「指名投票制」で行われ、全組のネタ終了後に審査員が一番おもしろいと思ったコンビに投票。最も多くの票を集めたコンビが20代目の王者となる。

<審査員>

中川家・礼二、ナイツ・塙宣之、博多大吉、笑い飯・哲夫、海原ともこ、NONSTYLE・石田明、オードリー・若林正恭、かまいたち・山内健司、アンタッチャブル・柴田英嗣

<MC>

今田耕司、上戸彩

<笑神籤担当>

阿部一二三(パリ五輪で柔道男子66キロ級金メダル)
早田ひな(パリ五輪で卓球女子シングルス銅メダル)
萱和磨(パリ五輪で体操男子団体総合金メダル)

M-1決勝を終えて

まほ(仮名):新人AD。普段はお笑いの劇場に通うことが多く、芸歴10年以下の若手芸人が好きで応援している。
えり(仮名):社会人1年目。IT系の会社員。ラジオで面白い芸人が好き。

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まほ:遂に8月から開催されていたM-1の決勝戦が12月22日に行われました!約4ヶ月の間行われていたM-1も幕を閉じましたが、決勝戦では日本中を笑いの渦に巻き込んでいましたね!今年のM-1を振り返りたいと思います!

まほ:今年もM-1が終わってしまいましたが、今回のM-1を振り返ってどんな印象がありますか?

えり:近年希に見る盛り上がりを見せた大会だったのでは?と思っています!本戦は特に常に緊張とワクワクが止まらず、手に汗握る戦いだったなと思います!

まほ:えりと私は22日敗者復活戦からずっと一緒に見ていたのですが、ずっと大騒ぎしてしまいましたね!笑 波乱だらけの今回のM-1、本当に素晴らしい大会だったと思います!まずは敗者復活戦から振り返っていきましょう!

敗者復活戦を振り返って

えり:15時に敗者復活戦が始まったときのワクワク感はまだ鮮明に思い出すことができますね!

まほ:敗者復活戦の各ブロックが発表された時から、特にAブロックにハチャメチャな漫才をするコンビが詰め込まれ過ぎてる!と思っていましたが、やはりAブロックはカオスというか怒涛でしたね笑

えり十九人から始まり、元気を貰いましたね!あのパワフルな漫才で会場が温まった気がします!去年Cブロックの最後で敗者復活戦のトリを飾ったフースーヤがAブロックの三番目に出てくるなど意外な展開も多いブロックでした。Aブロックで特に印象的なコンビはいますか?

まほ:私はダンビラムーチョです!歌ネタと顔芸と天丼というお笑いの鉄則のような要素が詰め込まれていて本当に面白かったです!大原さんの顔だけで笑っている時間がありましたね笑 それに対するフニャオさんのツッコミも斜め上なものばかりで、見ていてほっこりするような漫才でもありました。

えり「蛾じゃん」という一言がこんなに面白いの?!と度肝を抜かれました笑 私はやはり金魚番長も印象に残っています!Aブロックで勝ち残っていただけあって爆発力もあってこのまま決勝に行くんじゃないか?というワクワク感がありましたね。あのネタは何回か劇場でも見たことがあって、今年の金魚番長の一押しネタなんだなと思いました。ダンビラムーチョとの敗者コメントのやり取りも可愛かったですね!

まほ金魚番長は今年初めて準決勝に進出してそのままAブロックの代表になっているのはすごいですね!来年さらに期待が持てます!個人的にBブロックは劇場人気が高いコンビが多く集まっていた気がします。その為視聴者からの期待も高まっていたブロックかなと思いましたがここの争いも熾烈でしたね!

えりカラタチがテレビに写って、乃木坂46の齋藤飛鳥さんと同じ画面にいるのはかなり不思議な気分でした笑 現代でオタク文化が当たり前に受け入れられているのを感じましたね。あとはナイチンゲールダンス滝音は漫才のジャンルや温度感が似ているように思うので、東西対決がここで実現していたのがアツいなと!

まほ:ここでしか見られない戦いが見れるのがM-1ならではですね!Cブロックは昨年敗者復活戦から決勝に進出したシシガシラから始まったのが印象的でした!シシガシラと言えばのハゲネタを封印していたのも意外で、新鮮でしたね。

えり:脇田さんが自ら「こんなハゲてたっけ〜?!」と言うのがツボでした笑 本当に可愛らしい人だなと笑 Cブロックは今回唯一のタイムオーバーがあった、例えば炎がやりたい放題という感じで良かったなと思います。緊張してるのかもしれませんがそういう空気を一切感じさせない緩さが好きです笑

まほ:結局オチも意味分からない物だったのが良いですよね笑

えり:あとはスタミナパン!去年も敗者復活戦で話題になって、今年もCブロック内で1、2を争うレベルでウケていたと思うのでその勢いで決勝に!と思いましたが惜しかったですね〜。

まほ:やっぱりインディアンスの勢いと技術が素晴らしくて圧巻でしたね。納得のCブロック代表でした。

えり:最後は放送終了時間間近での決選投票があり、ドタバタの中幕を閉じた敗者復活戦でしたね。マユリカの決勝進出のアツさを保ったまま始まった決勝戦!あのワクワクが堪らなかったです!

決勝戦の感想

まほ:決勝戦では、オープニングVTRで毎年「俺達が一番面白い」というナレーションがあり、その際に誰が映るかが話題になりますよね。今年はトム・ブラウンでした!

えり:客席に向かってお辞儀をする二人の後ろ姿がカッコよくて痺れました!ラストイヤーという事もあり、グッとくるものがありましたね。

まほ:M-1の20周年のVTRということで島田紳助さんのメッセージがあったりとかなり胸熱な映像でしたね….!

えり:今年は審査員の刷新があったり、節目を感じた大会でもありましたね。

まほ:今までのM-1の歴史の重みを感じながら始まった今年のM-1決勝について振り返っていきましょう!

えり:今年も例年通り笑神籤を引いて登場順を決めていましたが、本当に今年は出順が一番衝撃的でしたね!

まほ:まさかの登場順が去年の順位順になるという!もはや怖いまでありました!

えり:豪運というか、奇跡の引きをした阿部一二三さんはトレンド入りもしていましたね笑

まほ:一番手で令和ロマンが引かれた瞬間の客席の悲鳴のような歓声は今でも鮮明に思い出せます…!令和ロマンはどこまで一番に愛されているんだ…..

えり:今田さんが「嘘だろ」というような顔で笑っていたのを見て、視聴者も令和ロマンだ!と鳥肌が立ちましたね。今大会が「神回」と呼ばれているのも、一番手で令和ロマンが出てきたからだと言えますね。あの立ち姿は本当にかっこよかったです。

まほ:一言目が「終わらせよう」から始まったM-1、恐ろしすぎる笑 そこからあっという間に令和ロマンの空気を作り上げて場を盛り上げた令和ロマンの姿は本当に圧巻でしたね。見終わったあとも放心というか感心というか味わったことのない気持ちで、テレビの前にいるにも関わらず暫く拍手をする手が止まらなかったです。

えり:審査員全員を唸らせる漫才、前年王者としての貫禄、全てが素晴らしくて、審査員のさんもおっしゃってましたが、あの瞬間に「令和ロマンを倒す戦い」になりましたね。

まほ:その後続くヤーレンズ、真空ジェシカ令和ロマンの掴みを踏襲していて、この大会への影響力を感じました。

えり:二番手でヤーレンズが引かれたときも、「本当にどうなっちゃうんだこの大会!」と最早頭を抱えました。

まほ:前年度の勢いを引き継いだ出順になり、もう最終決戦を見ているのかな?という気分になりましたね。

えり:今年1年大活躍したヤーレンズの漫才は気圧されるような迫力がありましたね。テンポといい言葉選びといい安心感が凄まじいです。二人のラジオの延長線のような、お互いが楽しんでいるのが伝わってきました。

まほ:余裕も感じるような安心感でしたね!三番手で引かれた真空ジェシカは、らしさを失わずにみんなに伝わる分かりやすさの比率が高くなっているような、完成形を見たような漫才だなと思いました。真空ジェシカの時代が来た!と嬉しくなりました。

えり:個人的に母親が真空ジェシカの面白さが分かったと言っていたのが嬉しかったです。今まで伝わってなかった層にも伝わるようになっていたので、これからより広く真空ジェシカのファンが増えそうで楽しみですね。

まほ:最終決戦での真空ジェシカは今までとまた違う間を活かした漫才が本当に面白くて、色々新しいことにチャレンジしながら面白さを一新している姿が本当にかっこよかったです。

えり:最終決戦といえば1位通過をしたバッテリィズ!1位令和ロマン、2位真空ジェシカの壁がなかなか崩されなかった本大会に風穴を開ける存在でしたね!

まほ:近年所謂大学お笑いのブームが来ている中で、頭を使わずに笑える漫才というのは逆に新鮮で、求められていた物だったことに気付かされましたね。出順的に初出場組がかなり不利だった中、あそこで点数を捲ったバッテリィズの爆発力は今大会で一番の見どころだったかもしれません!

えり令和ロマンのくるまさんが演じていたヒール役に対抗するのはアホな主人公だった!とXでも話題になりましたね!

まほ:正直マユリカまでの流れでかなり初出場組はもう駄目かも….と思っていた中でのあの盛り上がりですからね!本当にかっこよかったです!

えり:最終決戦でも敢えてネタの傾向を変えたりせずに戦ったのが良かったなと個人的に思います。令和ロマンと1票差なので本当に優勝してもおかしくなかったですね….!

まほ:今回の最終決戦は本当に三組ともかなり僅差の戦いでしたね。最後の票が捲れるまで結果が分からない本当に緊張感ある瞬間でした。

えり:話が戻ってしまうのですが、私はラストイヤーで出場したトム・ブラウンの優勝を前回の記事で予想していただけにトム・ブラウンが決勝戦最後に出てきたとき、本当にドキドキして、ずっと祈ってしまいました。最後にふさわしい最高の漫才でした。

まほ:あんなに意味が分からないのに笑いが止まらないのが魅力ですね。これでM-1最後の舞台だと思うと少しウルッとすらきました!笑 同じくラストイヤーのダイタクの漫才も本当に美しく、所謂有終の美とはまさにこのこと!と感動していました。後輩芸人たちに慕われながら素晴らしい最後の舞台を見せてくれましたね。

えり:ラストイヤーの対になる存在として初登場だったジョックロック、エバース、ママタルトはかなり緊張を感じましたが、期待されていた通りの漫才が見れたのが嬉しかったですね。特にエバースは惜しくも4位となりましたが、今後また優勝候補としてM-1の舞台で漫才を見続けたいなと思いました。初登場組の今後の活躍に期待です!

前回の優勝予想を受けて

えり:まほは前回の記事で令和ロマンを優勝予想としていて、見事的中しましたね!

まほ:二連覇が見たいという願望込みだったのですが、まさか本当に叶うとは!と衝撃でした笑 ただ、最終決戦の令和ロマンの舞台は本当に圧巻でしたね。漫才コントの世界の中に引き込まれて、拍手笑いが止まりませんでした。一本目のしゃべくり漫才と形を変えて挑んでいたのも流石です。

えり真空ジェシカが優勝でもおかしくない漫才を披露したあとの、ハードルが上がっている状態であのウケ量は今令和ロマンにしか出来ない事ですね。王者の風格を感じます。

まほ:今回のM-1は本当に近年随一の神回とも言われていますが、令和ロマンが史上初のM-1二連覇を達成した歴史に残る瞬間を目撃できたことが本当に幸せです!

えり:いよいよ来年がどうなるか分からなくなりましたし、今年出場したコンビが来年どのように活躍するかも楽しみです!

まほ:今年のM-1の余韻に浸りつつ、来年のM-1にも期待ですね!

まとめ

今回は、ここまで3回に渡り、お笑い好き新人ADが「M-1グランプリ2024」について、あれこれ予想や振り返りを語らせて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
バラエティの制作現場に携わると、沢山の芸人さんとお仕事する機会があります。ただ、このM-1では、普段のバラエティでは観ることのできない、芸人さんのカッコイイ姿、熱い姿を見ることができるので、また違った一面に触れられるというのもこういった大会の良さだなと思います!