日本テレビへの就職は難易度が高い?選考対策についても解説

テレビ局の中でもキー局である日本テレビへの入社を考えている場合、難易度はどのくらいなのか気になる方は多いでしょう。今回は、日本テレビの就職難易度や採用倍率、就職するための対策などについて解説します。


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日本テレビの採用人数と採用大学は?

「ザ!鉄腕!DASH!!」や「世界の果てまでイッテQ!」などの人気番組が数多くある日本テレビの採用人数はどのくらいなのでしょうか。ここでは、採用人数と採用大学の実績を紹介します。

採用人数は30名程度

大学通信オンラインが実施した「2022年 企業ごとの大学別就職者数」によると、2022年卒の日本テレビの合計採用人数は26名でした。

また、2020年度は31名、2021年度は30名が採用されているため、毎年30名程度の社員が採用されていることがわかります。

出典:「2022年 企業ごとの大学別就職者数」(大学通信オンライン)

採用大学は難関校が軒を連ねる

続いて、採用大学を見ていきましょう。2022年採用大学は以下のとおりです。

慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、大阪大学、筑波大学、東京海洋大学、電気通信大学、一橋大学、横浜国立大学、京都大学、長崎大学、日本女子大学、法政大学、明治大学

採用大学を見てみると、全国から幅広く採用していることが分かります。

また、2022年採用人数は以下のとおりです。

大学名 採用人数
1位 慶應義塾大学 7人
2位 早稲田大学 7人
3位 東京大学 2人
3位 大阪大学 2人

採用大学の上位は難関校が多くなっていることがわかります。

出典:「2022年 企業ごとの大学別就職者数」(大学通信オンライン)

日本テレビの就職難易度や採用倍率はどれくらい?

日本テレビの正確な採用倍率は明らかになっていません。

しかし、東洋経済「『入社が難しい有名企業』ランキング200社」によると、日本テレビは有名企業427社の中25位にランクインしています。この結果を踏まえると、日本テレビの就職難易度はかなり高く、採用倍率も非常に高いといえるでしょう。

テレビ局は人気のある業界のため、他業界に比べて競争率は高いと予想されます。就職は狭き門ではありますが、入念な対策をすれば入社を目指すことは可能です。

出典:「『入社が難しい有名企業』ランキング200社」(東洋経済)

日本テレビの就職に学歴フィルターはある?

結論からいうと、日本テレビに学歴フィルターはないと考えられます。

理由としては、偏差値の高い大学に限らず、幅広い大学・大学院からの採用者実績があるからです。明確な学歴フィルターがあるなら、採用実績として難関大学しかないはずです。

ただし、先ほどの上位の採用実績を見ると、難関大学からの採用が目立ちます。学歴フィルターはないとしても、採用実績は難関大学からの採用が多いことはしっかり把握しておきましょう。

日本テレビに就職するための対策法4つ

日本テレビに学歴フィルターはないとされますが、人気企業のためほかの就活生と差別化を図れないと簡単に内定を獲得することはできません。ここでは、日本テレビに就職するための対策を紹介します。

1.日本テレビの求める人物像を把握する

日本テレビにかかわらず、企業の求める人物像と合致しなければ内定を獲得できません。そのため、企業の求める人物像を把握することが大切です。

日本テレビの採用サイトを確認すると、以下のような人物が求められていることがわかります。

・発想力が豊かな人
・チャレンジ精神が旺盛な人
・コミュニケーション力が高い人

テレビ番組を作り上げるためには一人の力ではできないため、仲間とのコミュニケーション力が高く、チームで動ける人材を求めていることが考えられます。

また、面接の際には「挑戦心や協調性」をアピールできるエピソードを探しておくことが大切です。具体的なエピソードを踏まえて話せるように準備しておきましょう。

出典:「人事部Q&A」(日本テレビ)

なぜ日本テレビに就職したいのかを明確にする

選考では、テレビ業界の中でも「なぜ日本テレビなのか」という志望動機を明確にし、熱意を伝えることが重要です。日本テレビでないといけないといった志望動機を伝えることで熱意が伝わりやすく、採用担当者の印象に残りやすくなります。

また、入社後に挑戦したいことやビジョンも明確に伝えられるようにしましょう。入社後のビジョンが曖昧な場合は「日本テレビでなくても良いのでは」と思われてしまいます。日本テレビでないといけない理由を考え、しっかり伝えましょう。

特定のバラエティ番組の制作に携わりたいことを強調し過ぎないことも重要です。日本テレビのバラエティ番組のほとんどは制作会社へ外注されています。制作会社でしか作っていない番組は担当できません。

そのため、特定の番組制作のみに焦点を当ててアピールすると担当できないこともあるため注意が必要です。

インターンシップに参加する

日本テレビでは、クリエイターコース、報道記者コース、アナウンサーインターンなどのインターンがあります。インターンシップでの成果によって上級編、特別プログラムへ案内されます。タイミングが合えば、積極的に応募しましょう。

ただし、インターンシップに参加するためにも選考を通過することが必要です。希望すれば必ず参加できるものではないことも把握しておきましょう。

OBOG訪問してアドバイスをもらう

OBOG訪問とは、実際にその企業で働いている人や内定者の人に話を聞くことです。現役社員から直接話が聞けるので、説明会では知ることのできない情報を得られる可能性もあります。

OBOG訪問をする際は事前に質問事項をまとめ、業界・企業研究もノートにまとめておきましょう。OBOGへの配慮も忘れてはいけません。可能であれば事前にESを作成し、チェックをお願いしてみるのも良いでしょう。

OBOG訪問は業界・企業研究を高めることができ、ほかの就活生との差別化にもなるため、積極的に行うことをおすすめします。OBOG訪問で感じたことを志望動機でアピールできるきっかけにもなります。

まとめ

テレビ業界は華やかなイメージが強く就活生には人気が高い業界です。キー局である日本テレビも、就職難易度は高いレベルだといえます。

簡単には入社できないとはいえ、対策次第で内定を獲得することは可能です。インターンシップやOBOG訪問なども活用し、油断せずしっかりと対策を行い選考に臨みましょう。