まもなく開催!『大阪・関西万博2025』開催概要と魅力・見どころを解説!

2025年の一大イベントと言えば、大阪万博ですよね!開幕は4月13日なので、もうすぐそこまで迫っています。これまで建設費が途中で増えたり、パビリオンの建設が遅れたり、ガス爆発事故があったりと、何かとお騒がせしていましたが...


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2025年の一大イベントと言えば、大阪万博ですよね!開幕は4月13日なので、もうすぐそこまで迫っています。これまで建設費が途中で増えたり、パビリオンの建設が遅れたり、ガス爆発事故があったりと、何かとお騒がせしていましたが、なんとか開催までこぎつけられそうで良かったです。今回は、大阪万博の見どころを紹介していきたいと思います!

そもそも万博ってなに?何のためにやるの?

万博は、5年に1度開かれる国際的なイベントで、世界中からたくさんの人やモノを集めて、地球規模のさまざまな課題に取り組むための場です。

過去に日本で開催された万博は5回あります。
1970年:日本万国博覧会(大阪万博)
1975年:沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)
1985年:国際科学技術博覧会(つくば博)
1990年:国際花と緑の博覧会(花博)
2005年:2005年日本国際博覧会(愛・地球博)

みなさんがよくご存じなのは、高度成長期だった1970年に開催された大阪万博(EXPO’70)が一番有名ですよね。
今回は、2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会として、国内だけでなく国外でも注目されています。

「万博」では新しい技術や商品が生まれたり、生活が便利になる「きっかけ」を世界中に広めるきっかけにもなります。

万博クイズ!

ここでクイズです!
問題:1970年に開催された大阪万博(EXPO’70)がきっかけで、日本中に広まったある技術とはなんでしょう?(正解は複数あります)
1. 回転寿司
2. エレベーター
3. 歩く歩道

※正解はこの記事の最後に!

大阪万博はどこで開催されるの?会期は?

2025年大阪・関西万博は、世界約150カ国や企業が参加し、大阪湾の人工島「夢洲」で2025年4月13日から10月13日の半年間開かれます。来場者は約2800万人を見込んでいるようです。
155ヘクタールの会場のほか、デジタル空間にそっくり再現したバーチャル会場も設けて、遠隔地からも万博を楽しめるようにする予定ですよ。

気になるチケットの金額は…
大人(18歳以上)の基本入場料は1日券7500円。ですが、開幕日から2025年4月26日まで1回入場可能な1日券(開幕券)は4000円開幕日から2025年7月18日まで1回入場可能な1日券(前期券)は5000円と割安なので、比較的すいている会期前半に訪れるのがお得です。

大阪・関西万博がめざすもの

今回の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
コンセプトは「未来社会の実験場」です。

この万博を通じて、健康医療分野、空飛ぶクルマなどのスマートモビリティ分野、水素燃料電池船など環境・グリーン分野、人工知能(AI)やビッグデータの活用などデジタル分野で様々な実験を勧め、社会での実用化につなげます。

国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」達成の目標年である2030年まで残り5年となる2025年は、実現に向けた取り組みを加速するのに極めて重要な年です。
2025年に開催される大阪・関西万博は、SDGsを2030年までに達成するためのプラットフォームになります。

大阪・関西万博の見どころを見ていこう!

大阪万博の見どころは、以下の6つです。

・Society5.0に向けた最新技術
・企業・団体による13の民間パビリオン
・世界160ヶ国のパビリオン
・大阪万博のシンボル「大屋根リング」
・万博のテーマと海と空を感じられる会場
・EXPO COMMONS

最大の見どころは1周2キロメートルの世界最大級の木造建築物「大屋根(リング)」

特に、最大の見どころは1周2キロメートルの世界最大級の木造建築物「大屋根(リング)」です。高さ12~20メートル、幅30メートルあり、上を歩いて会場や大阪湾を見渡すことができるそうです!

中心部には「いのち」をテーマにしたパビリオンが8館

他にも、中心部には「いのち」をテーマにしたパビリオンを8館が配置され、生物学者の福岡伸一氏やロボット工学の石黒浩氏ら8人のプロデューサーがアイデアを競います。
例えば、音楽家の中島さち子さんのテーマ館クラゲをイメージした透明な屋根のデザインで、内部で世界の音楽や民俗芸能を体験できるそうですよ!

企業パビリオンは吉本興業も含め13館

企業パビリオンはパナソニック、吉本興業など13館が用意されます。
なかでも、バンダイナムコは「機動戦士ガンダム」の世界観を発信するようで大きな注目を集めています。日本ガス協会は「おばけ」をテーマに参加型アトラクションを提供するようで、家族連れでにぎわいそうですね。

各国のパビリオンも注目!

各国のパビリオンではスイスがSDGsを意識して、なんと万博史上最軽量の球体の建物に挑戦するそうです!必見ですね。

パビリオンだけでなくイベントもめじろおし

万博を運営する日本国際博覧会協会は社会的課題の解決へ1週間ごとにテーマを決めてシンポジウムや展示会を行う「テーマウィーク」を設定。会期中に8000件も予定される様々な催しもおすすめです!

まとめ

いかがでしたでしょうか。実は筆者の大学時代の同級生が企業パビリオンの設計をやっています。「埋立地での設計は大変だ」とぼやいておりましたが、先日無事に完成したようで、空撮映像を見せてもらいました!先進的なデザインでとても見ごたえがありました。会期中に直接見に行ってみようと思います!皆様も、何十年かに一度のビックイベントなのでぜひ会場へ足を運んでみてください。

※正解は、「1」と「3」
エレベーターは1853年、ニューヨーク万博でお披露目された。