【テレビ就活に有利!?】番組制作のアルバイト

テレビ番組のアルバイトとは? 他の業種と同じように、テレビ制作の現場にも実はアルバイトスタッフがいます。 基本的には大学1年生〜4年生が働いており、シフト制のレギュラーバイトやロケや収録のみを手伝う単発バイトなど、番組に...


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テレビ番組のアルバイトとは?

他の業種と同じように、テレビ制作の現場にも実はアルバイトスタッフがいます。
基本的には大学1年生〜4年生が働いており、シフト制のレギュラーバイトやロケや収録のみを手伝う単発バイトなど、番組によってその役割は様々です。
番組制作のアルバイトは、テレビ業界への就職を希望している人にとっては事前に制作現場を見れる貴重な経験でもあり、就活でも面接の場面などで役立つ武器となります。

しかし、通常の求人サイトやバイト情報誌から募集を見つけることは難しいのが現状、、、
ではどうすればテレビ制作現場でアルバイトできるのか、実際にテレビ制作のアルバイトはどのようなことをするのか、詳しく解説していきます。

情報番組・報道番組

生放送の番組はOA直前やOA中の業務がとても多く、限られた時間の中で締め切りに合わせてオンタイムで動かないといけません。

そのため、各所にたくさんの人手が必要なので、学生アルバイトが一番多い現場が情報番組・報道番組といった生放送の番組です。

また報道番組の中にはスポーツコーナーがありますが、そのブロックはまるまるスポーツ局が担当しているため、スポーツ局専属のアルバイトチームがある場合もあります。

業務内容

情報・報道番組のアルバイトは基本的にシフト制になっており、1番組に10~20名ほどが所属しています。
1回のOAにつき3〜4人が出勤しそれぞれの配置について業務を行います。

出勤時間はOAの5〜6時間前という現場が多いため、朝の生放送番組の場合は深夜出勤となります。(電車が動いていない時間であればタクシー代が支給されます)
退勤時間はOAが終了しただいたい30分後くらいの片付けが終わったタイミングとなり、1回の勤務時間はおよそ8時間前後のケースが多いです。

具体的な業務内容は…
◎新聞のコピー
→「早刷り」と呼ばれる各種朝刊の第一稿を全紙チェックし、その日のOA内容に関連する記事をコピーしてまとめます
◎新聞の配布
→まとめコピーの作成とは別にその日の各種朝刊(各社一般紙・各社スポーツ紙)を1セットにし、プロデューサーやデスク、校閲班やアナウンサーの席などに配布していきます。
◎資料の配布
→生放送の番組では報道フロア、スタッフルーム、スタジオ、編集所と、局内の様々なフロアに分かれてスタッフが動いているため、通し台本やVTRの原稿、テロップ原稿、Qシートと呼ばれる番組の進行表をそれぞれが改訂されるたびに各所配って回らなくてはいけません。
配布場所も資料の種類によって違うのではじめは覚えるのが大変ですが、慣れてしまえば流れ作業でもあるのでどちらかといえば体力勝負の面が大きいです。
◎カンペの貼り付け
→ADさんが作って印刷したカンペをスケッチブックや台紙に貼っていく作業を担当することもあります。

情報番組・報道番組でアルバイトするには

情報・報道番組のアルバイトは番組によって、または局によって決まった会社が仕切っていることが多く、募集も公式な求人が出ることがあまりありません
では、その中に入るにはどうすればいいのでしょうか?

実は情報・報道番組のアルバイトスタッフはそのほとんどが大学の放送研究会といったメディア系、マスコミ系の団体に所属しており、その中で先輩から後輩へ紹介され、代々引き継がれていることが多いのです。
ですので、情報・報道番組のアルバイトがしたい場合は自分の大学の放送研究会に入ることをおすすめします。

バラエティ番組

バラエティ番組のアルバイトは、情報・報道番組のようにシフト制の現場もいくつかありますが、そのほとんどがロケ当日や収録当日のみを手伝う単発バイトです。
安定して案件があるわけではないのでメインのアルバイトには向きませんが、スキマ時間を使って様々な番組を経験することができるため色々な番組の現場を見たい人にはおすすめです。

業務内容

バラエティ番組のアルバイトはその時々によって業務内容は様々ですが、基本的には当日いきなり現場に行っても難しくない作業がほとんどです。

具体的には
◎ロケのお手伝い
→通行人の整理、街頭インタビューを受けた方に出演承諾書を記入してもらう、簡単なエキストラ、ロケ場所の建て込み・バラシなど
◎収録のお手伝い
→スタンドイン(リハーサル時の出演者の代役)、楽屋の準備・片付け、カンペ作成など
といったものが多いです。

また、大型特番などで数日間に渡って参加する案件や、まれに泊りで地方ロケに帯同する案件もあったりします。
ちなみにシフト制の番組だと、お弁当の発注やリサーチ業務、資料の整理を担当することが多いですね。

バラエティ番組でアルバイトするには

バラエティ番組のアルバイトは担当している制作会社が直接求人を出している場合もありますが、AD派遣会社が同じようにアルバイトも派遣していることが多いです。

実際に、約300人のテレビスタッフを抱える弊社フォーミュレーションI.T.Sでは登録型のアルバイトも運営しており、そのネットワークの広さから様々な番組のアルバイトを受注しています。
バラエティ番組はロケ日程や内容が直前に決まることが多いので、アルバイト登録をしてもらい案件が来たタイミングごとで登録者全員に募集を投げる方法をとっています。
ですので、「明日ひまだな〜」「来週の授業休講になっちゃった」などといった空いた時間に気軽に参加して頂くことが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
テレビ制作のアルバイトはメジャーなアルバイトではありませんが、普段は見られないテレビ制作の裏側を見ることができる貴重な機会です。
特に、テレビ業界への就職を希望している人にとっては学生時代に現場を見れるチャンスでもあります。放送研究会などに入っている学生さんはぜひ一度、先輩にアルバイトについて聞いてみてください。
また、現在テレビ業界で就職活動中の方は面接時に「御社でアルバイトは募集していますか?」と質問してみるのもいいかもしれませんね。