テレビ業界を目指すなら必見!知っておきたい【最新リサーチテクニック】~基礎編~

テレビ番組を制作するうえで欠かせない能力が「リサーチ力」です。新人のディレクターから番組プロデューサーまで、番組制作にかかわるすべての人に必要なスキルとなります。もちろん、そのリサーチの仕事を専門的に行っている「リサーチ...


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テレビ番組を制作するうえで欠かせない能力が「リサーチ力」です。新人のディレクターから番組プロデューサーまで、番組制作にかかわるすべての人に必要なスキルとなります。もちろん、そのリサーチの仕事を専門的に行っている「リサーチャー」という職業もあります。今回はその「リサーチ能力」のテクニック【基礎編】を解説していきましょう。

テレビ番組のリサーチはSNS、インターネット、新聞、書籍から収集する

テレビ番組のリサーチは、SNSやインターネット、新聞、本・雑誌など様々なソースから必要な情報を収集していきます。番組のジャンルに応じて様々な調査方法がありますが、今回はどの番組にも使える基礎的な調査方法をご紹介します!

Googleのニュース検索

まずは王道ともいえる調査方法「Googleのニュース検索」をご紹介します。
みなさんも普段からGoogleで調べものをすると思いますが、まずおススメしたいのが「ニュース検索」です。
検索窓に検索ワードを入力した後に、検索窓の下にあるタブの中から、「ニュース」タブをクリックすることで、新聞社や雑誌、地域のローカルニュースサイトなど、ソースの信ぴょう性が担保された記事にある程度絞られます。
テレビで放送される内容にウソがあってはならないので、最初のリサーチの段階でふるいにかけて行く必要があります。

GoogleやAmazonの書籍検索

続いては書籍の探し方です。こちらもGoogleの「書籍」タブを使います。探したい情報のキーワードを検索窓に入力してから「書籍」タブをクリックすると関連書籍がたくさん出てきます。他にもAmazonのサイト内検索で「本」タブを押して検索することもあります。

リサーチに使えるおすすめのネットサイト

続いては、私たちが普段頻繁に使っているリサーチに使えるおすすめのネットサイトをいくつかご紹介します!リサーチの内容によっておすすめサイトは違うのですが、今回は普段からルーティンワークとしてチェックしておくと便利なサイトをまとめてみました。
以下のサイトを日頃からチェックするように心がけると、例えばプロデューサーから「最近面白い情報ありました?」というようなざっくりとした質問をされたときに役に立つかなと思います。

①最新のトレンドや一風変わった社会現象を取り上げる≪日経MJ≫
『日経MJ』は最新のトレンドや、ヒット商品や社会現象の「なぜ」がつかめるサイトです。“テレビ的に面白い”と思えるような記事が多いので、見ているだけでも勉強になると思います。

②最新グルメの情報は≪@DIME≫の「グルメ」タブ
最新グルメや食のトレンドを探すときは『@DIME』の「グルメ」タブを見ています!他にも似たようなサイトはたくさんあるので、自分の使いやすいサイトを見つけてください。

③毎日新聞の連載≪くらしナビ・ライフスタイル≫
日々の暮らしに密接にかかわる最新のライフスタイルの情報がひと目でわかります。

④MBS≪情熱大陸≫のバックナンバー
今、注目を集めている“すごい人”、“すごいこと”がわかります。

雑誌を探したいなら大宅文庫

「大宅壮一文庫」では、明治時代から現在まで1万3500種類の雑誌を所蔵しています。現在刊行されている雑誌では、週刊誌、女性誌、総合月刊誌を中心におよそ600種類のバックナンバーを所蔵していて、毎年7000冊ずつ増えます。
見出しがデータ化されているだけでなく、記載されている要素でも検索できるようになっているので国会図書館より使いやすいです。
大宅壮一文庫は主に、有名人の昔のエピソードを探したり、昔の事件・トレンドなどを探すときに使います。例えば、著名人が亡くなった際などに、その人の軌跡をたどっていく1時間のドキュメンタリー番組を作るときなどにはとてもお世話になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は最新のリサーチ方法でも導入編と言うことで、基礎的な内容をまとめてみました。他にも、X(旧Twitter)の検索コマンドを使ったり、ChatGPTを利用するなどなど、さまざまなリサーチ方法があるので、次回の【応用編】でご紹介していきたいと思います!リサーチに近道はないので、いろいろ試してみて自分にあった方法を見つけていきましょう!