テレビリサーチャーの仕事内容
テレビリサーチャーとは、番組を制作するにあたってリサーチを行う職種です。ここでは、テレビリサーチャーの具体的な仕事内容を解説します。
テレビ番組のネタ探しを行う
テレビリサーチャーはテレビ番組やWeb番組、CMなどを制作するために、ネタとなる情報を集める仕事です。
テレビ番組の制作は「企画→撮影→編集」の順で進められます。テレビリサーチャーは主に企画段階で活躍します。
テレビ番組が面白くなるかどうかは、十分なネタが発掘できるかどうかにかかっています。視聴者が興味を持ちそうなネタを収集し続けられなければ、視聴率が低下してしまうかもしれません。
同じような内容の番組が多数存在する中で、オリジナルのアイデアや斬新なアプローチを取れれば、視聴者の注目を集められます。そのため、ネタ探しは番組の差別化にもつながります。
番組が人気になれば、テレビ局やプロダクションなどのブランドイメージも向上するでしょう。テレビリサーチャーは表舞台で活躍する職業ではありませんが、番組制作における縁の下の力持ちのような存在といえます。
テレビリサーチャーが探すネタとは
テレビリサーチャーが探すネタは番組によってさまざまです。例えば以下のような例があげられます。
・取材先(人、企業、店舗、商品)探し
・インタビュー先探し
・海外の面白映像探し
・面白い一般人探し
上記のように番組の趣旨によって、調査すべき情報や探すネタ、インタビュー対象は異なります。また、インタビューにおいては時事問題や社会的な話題に関するテーマも人気があります。
ネットで話題になっているものの、テレビではまだ紹介されていない情報も人気です。
なお、映像を用いる際は使用許諾の取得も踏まえてリサーチを行います。
テレビリサーチャーがネタを探す場所
テレビ番組で役立つネタはあらゆる場所に存在します。具体的なネタ探しの方法は以下のとおりです。
・インターネット
・雑誌
・新聞
・地方誌
・取材先
・業界関係者
インターネットでネタ探しをする際は、プロ向けの特殊な検索方法でGoogleなどの検索エンジンを使用しつつ、より新しい情報が欲しいときはTwitter、TikTok、Instagram、YouTubeなどのSNSを使用します。
専門的な情報が必要なときは、書籍や論文を用いるケースもあります。また、番組によっては医者や研究者などの専門家への取材や第一人者を探すこともあります。
テレビリサーチャーを目指す方法
テレビリサーチャーは未経験者歓迎の求人もあり、さらには基本的に資格取得の必要も無い職種のため、新卒や中途で目指すことが可能です。ここでは、どのような方法でテレビリサーチャーになれるかを解説します。
リサーチ会社やプロダクションに入社する
テレビリサーチャーになる一般的な方法は、テレビ番組専門のリサーチ会社やプロダクションに入社することです。
求人情報サイトやメディア業界の専門誌などから、求人情報を探してみましょう。
こうした関連会社への就職は、新卒や中途だけに限られません。アルバイトで培った人脈で入社するケースもあるため、アルバイトから始める選択肢もひとつです。
番組制作会社のADからリサーチャーへ転身する
番組制作会社のAD(アシスタントディレクター)からリサーチャーへ転身するケースもあります。近年ではADの仕事に簡単なリサーチが含まれていることが多いため、リサーチ業務をする中でリサーチャーの方が向いていると思えば、転身するのもひとつの選択肢です。
番組制作会社のADからリサーチャーへ転身するには、まず現場でリサーチャーと接することをおすすめします。
ADとして番組制作に携わっているうちに、リサーチャーと接する機会が増えます。現場でのコミュニケーションを通じて、リサーチャーの仕事内容や役割、求められるスキルについて理解を深めましょう。
そして転職活動をし、中途採用枠でリサーチ会社の選考を受け、リサーチャーとしての道を目指しましょう。
テレビリサーチャーに向いている人の特徴
テレビリサーチャーに向いている人の特徴には以下があげられます。
・好奇心が旺盛
テレビリサーチャーは、さまざまなテーマについて深く掘り下げ、新しい発見をするために常に好奇心を持っている必要があります。
・忍耐力がある
必要な情報に辿り着くまでには根気が求められることもあります。思うように情報が集まらなくても、粘り強く続ける忍耐力が大切です。
・情報収集力が高い
さまざまな情報源から必要な情報を収集する能力が求められます。そのため、常にアンテナを張ることが出来ている方は向いているといえます。
・調査や分析が得意
テーマについてさまざまな情報を調査し、分析するためのスキルが必要です。数値データや調査結果を把握し、適切に解釈する力も重要です。
・コミュニケーション能力が高い
リサーチ結果をディレクターにプレゼンテーションしたり、取材先との交渉や打ち合わせを行ったりするため、コミュニケーション能力が求められます。
・柔軟性がある
幅広いテーマに対応するために、リサーチの進め方や調査方法を変更することが必要な場合もあり、柔軟な発想力や連想力が求められます。
・スケジュール管理能力がある
リサーチャーひとりで、数番組のリサーチを担当するため、スケジュール管理能力が必要です。
・チームワークを大切にする
制作チームの一員として、ほかのスタッフと協力して仕事を進める必要があり、チームワークを重んじる姿勢が大切です。
テレビリサーチャーの働き方・収入
テレビリサーチャーを目指すうえで、働き方や労働条件をきちんと把握しておくことが重要です。ここでは、テレビリサーチャーの働き方や収入について解説します。
テレビリサーチャーの雇用形態
リサーチ会社や制作会社で、主に正社員として会社に所属します。基本的には、月給制で安定して働くことが可能です。
テレビリサーチャーの給料
テレビリサーチャーの給料は、会社や業界、地域、経験年数などによって異なります。一般的には、年功序列であることが多く、経験年数に比例して収入が上がっていきます。
単発で案件を引き受けている場合、番組の規模によってさまざまです。1案件あたり、超小規模で5万、大規模なもので30万円以上の場合もあり、会社によってピンキリです。
まとめ
テレビリサーチャーとは、テレビ番組やWeb番組、CMなどを制作するために、ネタとなる情報を集める職種のことです。テレビリサーチャーが探すネタは、面白い人や話題になっている動画など番組によってさまざまです。
テレビリサーチャーは番組の視聴率を左右する重要な業務で、多くのやりがいを得られます。興味のある方は目指してみてはいかがでしょうか。