テレビ業界を目指すなら!テレビ局が舞台のドラマや映画で予習しよう!

テレビ業界でディレクターやプロデューサーの仕事につきたいけど、具体的にはどんなことをするのか、現場の雰囲気なども気になるところですよね。 インターンやアルバイトを通して体験してみるのもいいですが、もっと簡単に知れる方法が...


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テレビ業界でディレクターやプロデューサーの仕事につきたいけど、具体的にはどんなことをするのか、現場の雰囲気なども気になるところですよね。
インターンやアルバイトを通して体験してみるのもいいですが、もっと簡単に知れる方法があります!
それが、「テレビ局を舞台にしたテレビドラマを見てみること」です。
テレビ局で実際に働いている人たちが、自分たちの日常を舞台にしたテレビドラマなので、かなりリアルに描かれていると言えるでしょう。
実際のテレビ局内で撮影されているシーンもたくさんでてきますので、参考にしてみてはどうでしょうか。
今回はテレビが題材のドラマをいくつかまとめて、でどのサービスで視聴可能なのかもまとめていきます!(2025年3月時点)

テレビ局が舞台のドラマは結構ある

テレビ業界が舞台のドラマを探してみたら、結構見つかりました!

最近話題になったコメディ&ハートフルドラマの日テレ「ブラッシュアップライフ」TBS「不適切にもほどがある!」や、東海テレビ「さよならテレビ」などのドキュメンタリー作品まで、テレビ局のお仕事を幅広く見られそうな作品を集めてみました!
テレビ局の内部には、いろいろなお仕事がありますので、ドラマを見ながら、自分がなりたい役職を探ってみてもいいかもしれませんね。
では、さっそく見ていきましょう。

2023年に放送された日テレ「ブラッシュアップライフ」

脚本:バカリズム

主演:安藤サクラ

視聴可能な動画サービス:Netflix、Hulu、TVer(2025年3月時点)

<内容>

これは、平凡な人生をもう1度やり直す平凡な女性のお話。主人公は、地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美(安藤サクラ)33歳。彼女はある日突然、人生をゼロからやり直すことになる―――。バカリズム脚本の「地元系タイムリープ・ヒューマンコメディ」。

「ブラッシュアップライフ」は、「人生を何周もする」ことで、人生をブラッシュアップしていくのが1つのテーマです。
その何周目かの人生で、主人公の近藤麻美がテレビ局に就職し、ドラマのプロデューサーを演じるシーンが出てきます。ドラマ撮影の裏側がまるっとわかる内容となっているので、ぜひ見てみてほしいです。

2024年に放送されたTBS「不適切にもほどがある!」

脚本:宮藤官九郎

主演:阿部サダヲ

視聴可能な動画サービス:Netflix、Hulu、ディズニー+など(2025年3月時点)

<内容>

男手一つで娘を育てる父親が、1986年から2024年に突然タイムスリップ。昭和のダメおやじの”不適切”発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系コメディ。

「不適切にもほどがある!」は、昭和を令和の視点から、令和を昭和の視点から見ることで、生きやすい世の中ってなんだろう…というのを模索していくのがテーマです。
タイムスリップによって昭和と令和の登場人物たちが自らの生きる時代を見つめ直し、価値観をアップデートしていくプロセスを、ミュージカルシーンを織り交ぜながら温かく描かれていました。
その中でも、テレビ局を舞台に設定することで、今の制作現場がSNSによる批判や炎上を恐れて萎縮し、当たり障りのない方向へと流されがちな様子が描かれていたり、逆に昭和時代の“かなり癖が強い制作スタッフ”が描かれたりと、なかなか面白い内容になっています。
コンプライアンスが重視される今のテレビ業界を考えるいい内容になっているので、ぜひ見てみてください。

2021年に放送されたテレ朝「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」

脚本:福田靖

主演:生田斗真

視聴可能な動画サービス:TELASA、U-NEXT、Amazonプライムビデオ(2025年3月時点)

<内容>

売れない脚本家・吉丸圭佑(生田斗真)が癖の強いドラマ関係者に振り回されながら、執筆や家事、育児に全力投球する姿を描く。
「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」の主人公はドラマの脚本家です。売れない脚本家が、ゴールデンタイムのドラマ枠でシナリオに大抜擢されるのですが、そんなミラクルが起こるのにはわけがあります。つまり脚本家がつかまらないようなむちゃな案件だったわけです。
そんな働き方改革とは真逆の脚本家の苦労が面白おかしく描かれています。
それでも執筆することになった生田さんが、無茶ぶりするプロデューサー、ディレクター、出演者に振り回されながら執筆に家事に育児をこなしていく、というストーリーです。

実際のドラマ制作の裏側も、職人の世界でもありますから、スタッフや演者に曲者がいることもありますし、プロデューサーからの無茶ぶりはあると思います。
脚本を担当した福田さんは、後のインタビューで、原作者としての実体験エピソードも含まれていると話しています。
ドラマ制作スタッフや脚本家を目指しているのであれば、このドラマもかなり参考になると思います。

2020年公開の映画 東海テレビ「さよならテレビ」

監督:土方宏史

視聴可能な動画サービス:現在なし(2025年3月時点)

<内容>

舞台は、東海テレビの夕方の報道番組です。登場人物は、報道番組の看板アナウンサー、営業マターを淡々とこなす番組ディレクター、そして、制作会社から派遣されてきた新人のディレクターたち。テレビ局内での撮影、報道番組のフロア、そこで働くスタッフの様子を記録し、取材方法、報道番組で起こりがちなミステイク、テレビ業界での働き方改革、派遣という働き方、取材する側とされる側の関係性、そもそもテレビってどういうメディアなのかが描かれています。

名古屋の東海テレビ放送が作った「さよならテレビ」はドラマではなくて、ドキュメンタリー映画です。
2018年に東海テレビ放送が開局60周年記念番組として放送したドキュメンタリー番組を再構成、再編集して公開された映画で、単館系の映画館で上映され、全国に広まっていきました。
そもそも東海テレビでは、良質なドキュメンタリー番組を数々公開していて、全国的に注目を集めています。そんな東海テレビが、60周年記念番組として選んだテーマが「さよならテレビ」。これはなかなか気迫のこもった内容になっています。
「さよならテレビ」は、もちろん世の映像制作者をざわつかせたといいます。

2020年に放送されたテレビ東京「共演NG」

企画・原作:秋元康

出演者:中井貴一、鈴木京香、リリー・フランキー、齊藤工

視聴可能な動画サービス:U-NEXT(2025年3月)

<内容>

ドラマのキャスティングは一筋縄ではいかないもの。共演NGとされている俳優2人が共演したら、どんな喜劇になるのか…?元恋人のふたりが25年ぶりに共演。NGだったのに、なぜ共演するのか――?

実体験に基づく秋元さんならではのさじ加減で、それぞれの所属事務所のマネージャーの思惑や、プロデューサーの計算から始まり、ドラマに疎いのにドラマ制作部に異動になった現場プロデューサーのやる気のなさ、PR会社のSNS戦略、テレビ局とスポンサーの関係が描かれていきます。
これも秋元さんの経験を基に作成されているので、大げさに描かれているものの、かなり参考になるのではないでしょうか。PR会社やスポンサーとの関係まで登場するストーリーは珍しいので、ぜひ、見てほしいドラマです。
タレント事務所に興味がある人にも、ぜひおすすめです!

2019年に放送された北海道テレビ「チャンネルはそのまま」

脚本:森ハヤシ

原作:佐々木倫子

監督:本広克行さん(踊る大捜査線シリーズ など)

主演:芳根京子さん、大泉洋さん、安田顕さんほかTEAM NACS。

視聴可能なサービス:Netflix(2025年3月)

<内容>

舞台は札幌にあるローカルテレビ局。芳根さんが演じる主人公は、原稿はまともに読めないし、原稿は誤字脱字だらけ…。取材に行ってもトラブルを引き起こす、新人アナウンサーの雪丸花子。そんな雪丸花子は、このテレビ局(HHTV北海道★テレビ)に謎の「バカ枠」で採用されたという。一体「バカ枠」とはなんなのか?トラブルメーカーの花子だが、不思議と彼女の周りにはスクープがあり、感動が生まれる。花子の一言で気象予報士は開眼し、花子の行く先に逃走中の放火の容疑者が現れたりする。マスコミに距離を置くカリスマ農業技術者 (大泉 洋)やライバル局(安田 顕)でさえ、いつの間にか花子の旋風に巻き込まれてしまうのでした。

北海道テレビ放送で制作された北海道テレビ放送50周年記念&新社屋移転記念ドラマで、2019年日本民間放送連盟賞でグランプリをとったことでも話題になりました。
原作は佐々木倫子さんのマンガで、佐々木さんはこの作品を北海道テレビ放送を取材して描いているので、舞台となった放送局内部はものすごくリアルです!
ドラマの制作現場では実際の北海道テレビ放送の旧社屋をそのまま使い、そして新社屋はライバル局という設定で撮影されたそうです。しかも実際の番組制作スタッフがエキストラとして登場しています。
報道番組と情報番組の違いや、制作局と営業局、制作サイドとアナウンサーなど、ライバル局とのせめぎ合い、視聴率がいかに番組に反映されているのかなど、表舞台には出てこない裏側が、コメディタッチで描かれています。
ローカルテレビの今を知るにはもってこいのドラマです!

まとめ

今回はテレビ局が舞台の作品についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?テレビ局の裏側や制作の現場のリアルについて学べるのはもちろん、どれも話題作でもあるので、きっと楽しめると思います!ぜひ参考にしてみてください!