テレビ東京の面接の質問と回答例
テレビ局への入社難易度は非常に高く、テレビ東京も例外ではありません。倍率は550倍程度に達することもあります。そのため、しっかりとした選考対策が必須です。
テレビ局の入社難易度が高い理由については、こちらの記事をご覧ください。
「テレビ局の就職難易度は高い!その理由とやっておきたい対策を解説」
では、テレビ東京の面接でよく聞かれる質問例とその回答例について見ていきましょう。
テレビ局に興味をもったきっかけを教えてください
テレビ局に興味をもったきっかけを聞かれたら、テレビが好きだという気持ちを伝えることが大切です。心の豊かさが伝わるような回答をするとなお良いでしょう。心豊かな人はテレビ局で必要とされる傾向が強いです。
それに加えて、自分らしさを盛り込むようにしましょう。例として、次のような回答例が挙げられます。
「部活動が大変なときに、テレビ番組を見て、また頑張ろうという気持ちになったことがきっかけです。」
「子どもの頃からテレビが大好きでした。成長するに従って、テレビを見るだけでなく、番組制作に携わり、視聴者を楽しませる側に回りたいと思うようになりました。」
テレビ東京を志望する理由について教えてください
志望動機はかなりよく聞かれる質問です。企業研究をしっかりと行った上で、テレビ東京の特徴や強みを盛り込みながら答えるようにしましょう。回答例は以下のとおりです。
「アニメ番組に携わる仕事がしたくて、アニメ番組が多いテレビ東京を志望しました。」
「番組の傾向から他局と比べてテレビ東京が自分に合っていると思いました。OB訪問を行い社風についても確認し、その思いがより一層強まりました。」
低迷するテレビ業界を今後盛り上げていくには?
現在、テレビ業界全体でテレビ離れが課題となっています。そのような現状を踏まえた上で、新たな可能性に意欲的にチャレンジしていける人材かどうか判断するための質問です。例えば、次のような回答が考えられます。
「購買意欲の高い若年層へのリサーチに力を入れ、若年層に見てもらえる番組作りをすることが重要だと思います。」
「広報活動においてTikTokなどのSNSを意識することが重要だと思います。」
「今までなかったような組み合わせの番組を作ってみることで、新鮮味を与えるのが効果的だと思います。」
この後に続けて、自分なりの考えを具体的に述べていきましょう。
最近気になるニュースはありますか
気になるニュースを聞かれるのは、情報収集力や興味の幅、価値観などを判断する目的があります。そのため、古すぎるニュースに回答すると評価が低くなってしまうかもしれません。宗教・人種・性別に関する差別的な内容を含むニュースも避けた方が無難です。
また、「ニュースをどのように切り込むか」もみられています。客観的に状況を把握したうえで「この側面ではAの方が正しいが、Bの意見もこの面は正しいので、私はこう思います」というように、自分なりの意見を述べることが大切です。
例えば、次のように回答すると良いでしょう。
「私が関心を抱いているのはエアレース世界選手権が千葉県で開催されるというニュースです。世界的に注目されているモータースポーツで、私は初めて見たときに心を奪われました。この面白いスポーツを自分の手で、魅力が最大限伝わるように発信していきたいと思っています。日本ではまだ知名度が高くはありませんが、〇〇のように工夫をすることで視聴者の関心を惹きつけていきたいです。」
※「〇〇」には自分で考えた具体策を入れる。
「民間人が巻き込まれた〇〇戦争のニュースに関心を抱きました。日本は平和ですが、世界には危険な国や貧困に苦しむ国が多くあります。このことを視聴者の方々に正しく伝えていきたいと思いました。」
テレビ東京でやりたい仕事は何ですか
総合職の場合には、どの部署でも活躍できる人材が求められます。しかし、自分のやりたいことを熱く語ることで、志望度の強さが伝わります。例えば、次のようにやりたい仕事を語ると良いでしょう。
「ディレクターとして活躍したいです。子どもの頃からテレビ東京の番組が好きで親と一緒に見ていました。親孝行という意味も込めて番組を作る側になりたいと考えています。」
「自分の地元をアピールする番組を作りたいです。魅力ある観光スポットやお店などを紹介して、地元の街を活気づけたいと考えています。地元を紹介するだけでは、ほかの旅番組との差別化ができないので、◯◯や〇〇などの切り口から取り上げたいです。」
※「〇〇」には自分で考えた具体策を入れる。
テレビ東京の面接に受かるコツ
テレビ東京の面接に受かるためのコツを見ていきましょう。
独創力をアピールする
テレビ東京では「真似ない、テレ東」を採用コンセプトとして掲げています。そのため、独創力をアピールするのがコツです。
テレビ東京の理念としては、独自コンテンツの開発が強調されています。ほかにはないアイデアを生み出せる人が評価されるでしょう。
インターンシップに参加する
インターンシップに参加すれば、現役社員から直接フィードバックを受けられます。実際に社員と一緒に仕事をしてみることで業務への理解も深まるでしょう。面接の際にも、志望動機と結びつけやすくなります。
また、インターンシップは「クリエイティブ制作コース」「報道ニュースコース」「スポーツコース」の3つに分かれています。入社後にやりたいことに合ったコースを選ぶと良いでしょう。
まとめ
テレビ東京の面接では本記事で挙げた質問のほかにも、突っ込んだ内容の質問をされる可能性があります。万全の対策をして選考に臨んでも、内定獲得には至らないケースもあります。
そこで、どうしてもテレビ局で働きたい方は、人材派遣会社を利用する方法もあります。フォーミュレーションI.T.S.ならテレビ東京の番組へ配属も可能です。雇用形態は正社員雇用であるため、派遣と言っても「出向」のようなニュアンスであり、安心して働けるのが特徴です。
テレビ業界が好きだけど、テレビ局入社へのハードルが高いと感じている方はぜひお気軽にお問い合わせください。