映像制作の魅力・やりがい、将来性について解説!

「映像制作の仕事をしてみたい!」と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。映像制作の仕事の具体的な魅力や将来性を感じることができれば、働いた時のイメージもしやすいと思います。今回は業界に様々な人材を輩出している弊社...


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「映像制作の仕事をしてみたい!」と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。映像制作の仕事の具体的な魅力や将来性を感じることができれば、働いた時のイメージもしやすいと思います。今回は業界に様々な人材を輩出している弊社のスタッフがたくさんの魅力を徹底解説します!

映像制作の仕事の魅力

実際に業界で働く先輩の声を元に、具体的な映像制作の仕事のやりがいをみてみましょう。

完成という明確なゴールがある

多くの人が映像制作は大変そう…」というイメージを持っている通り、映像を作るということは根気のいる仕事です。締切やOAの前は寝られないこともありますし、納品までは長い道のりです。しかし、ゴールは必ず訪れます。自分が携わった回が放送されると頑張った実感を得ることができるので、次へのやる気につながります。

大人数でひとつのものを作り上げる達成感がある

テレビの仕事を説明する上でよく「毎日が文化祭準備」という表現が使われます。現場に入ると本当にその通りで、毎日一つのものを作るためにひたすら準備が続きます。文化祭と最も違うところは関わっている人の人数です。1つの番組に何百人もの人が関わることもあります。テレビの仕事には、カメラマンや音声、美術に照明など、色んな分野のスペシャリストが必要なのです。大人数で仕事をするのは大変な面もありますが、その分達成感も大きいものです。

仕事の成果を大勢の人にみてもらえる

映像制作の仕事の多くは関わった作品を多くの人にみてもらうことができます。テレビ番組ならOAがありますし、映画なら劇場公開があります。また、YouTubeなどで世界中の人に配信することもあります。こういった仕事は実はそう多くありません。仕事には守秘義務というものがついてまわるため、家族に仕事の成果を話すことができない人も多くいます。でも、映像の仕事は「誰かにみてもらう」ことが目的ですから、大勢の人に仕事の成果をみてもらう機会を得ることができます。

映像をみた人からの感想が確認できる

近年SNSがめざましい成長を遂げ、様々な立場の人が気軽に意見を発信できるようになりました。昔は番組に寄せられたお便りで感想を確認することが多かったのですが、最近はSNSでリアルタイムの反応を見ることができ、自分の考えた企画や演出に対する、視聴者からの感想が届きやすくなりました。

Blu-ray・DVD化で永久保存版になったり配信で世界中に広がることも

OAが終わったら「もう人にみてもらうことはできないのか」という寂しい気持ちになってしまうかもしれませんがそんなことはありません。最近はTVerでの見逃し配信がある番組が多く、見逃し配信が終わっても各テレビ局の動画配信サービス、NetflixPrime Videoなどで見られる可能性があります。

また映画やドラマの場合はBlu-ray・DVD化するケースが多くファンの手元に残すことができます。

映像制作の将来性

映像制作の仕事の魅力はわかったけれども、やはり将来性が心配という人も多くいることでしょう。次は映像制作の仕事が生き残っていけるのか、その将来性を確認していきましょう。

市場の拡大

広告主による動画コミュニケーションへの投資はますます進んでおり、動画の広告市場規模は2026年には1兆2,451億円にもなると見込まれています。その理由としては、スマートフォン端末を中心に動画を見ていた人が、コネクテッドテレビ(インターネットにつなげられるテレビ)にも広がってきていることや、若者を中心にショート動画の視聴時間が増加してきていることなどがあげられます。動画コンテンツの形式や媒体の多様化が市場拡大に影響しているようです。

AIに仕事を奪われる?

映像制作の市場が拡大したとしても、技術が発展する中、生き残れるのかという心配は沸いてくることでしょう。特に「AIに仕事を奪われるのではないか」という不安を持つ人が多いようです。たしかに、近年は動画編集もAI機能を活用したソフトができるなどAIの活躍は目覚ましいものがあります。しかし、AIだけで映像制作の仕事を完遂することはかなり困難です。なぜなら、クライアントの要望を確認したり交渉したりといったコミュニケーションを経て、映像に反映させる必要があるからです。

また、映像制作は感性が重要な仕事です。人々の心を動かす映像を制作するには、やはりまだまだ人の力が必要といえるでしょう。

映像制作の仕事あれこれ

では、具体的に映像制作にはどのような仕事があるのでしょうか。ここでは大きく5つに分けてご紹介します。

テレビ・映画

映像制作と聞いて始めに思い浮かべるのはテレビ番組や映画制作でしょう。プロデューサーやディレクターをはじめとした制作スタッフや作家・脚本家、美術に技術、エディターやミキサーなども含めて何百人というスタッフが関わります。

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【ディレクターとプロデューサーの違いは?仕事内容や年収について解説】

CM

CM制作も多くの人が知る映像制作の仕事です。広告主や広告代理店、CMプランナーやディレクターをはじめとした多くの人が関わります。

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【CM制作の流れは?制作にかかる期間や全体のスケジュール感を解説】

アニメ

アニメ業界は急速に世界市場へと拡大し、2022年には10年前の約2倍に成長しています。職種はテレビ番組とは異なる部分が多いですが、多くの人が関わり、たくさんの人に見てもらえる映像制作の魅力と通ずる部分が多くあります。

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【アニメ業界へ就職したい人必見!仕事内容や向いている人の特徴とは?】

YouTube・SNS関連

近年私たちにとって身近な存在に進化したジャンルです。ショート動画が若者に人気となり、映像制作の仕事に新たな可能性をもたらしました。個人でもPCやスマホで動画制作ができるため、映像制作業界に就職せずとも始められる仕事でもあります。本格的なYouTuberはプロ仕様のカメラを使用し、編集スタッフや作家が参加している場合も多いです。

イベント関連

テレビやネットで配信する仕事以外にも映像制作の仕事は多くあります。例えばライブ演出にCGやVFXを活用した映像を使うアーティストもいます。また、個人のイベントでもプロに映像制作をオーダーする人がいます。例えば身近なところでは結婚式動画をプロに発注したことがある人もいるのではないでしょうか。一生に一度のことなのでこだわりを持つ人が多くまだまだ需要がある分野です。

まとめ

映像制作の仕事の魅力や将来性を振り返ってきましたがいかがでしょうか。映像制作はまだまだ可能性に満ちあふれた分野ですし、職種も媒体もたくさんあるので個人に合った働き方が可能です。幅が広い分、自由な働き方ができる業界といえるでしょう。